通信販売(以後通販と略す)は、いまや、企業にとっても消費者にとっても重要な売買形態になっています。利用する側からすれば、欲しいものを自分が都合のいい時間に注文できる、これほど便利な形態はありません。また、インターネットや携帯電話が発達し、インターネット網を使った通販は年々拡大しています。とても手軽で便利な通販ですが、その通販の特性や条件をよく理解していないと、思わぬトラブルになる場合があります。それらの特性や条件を理解して、通販をより楽しく利用していただきたいと思います。
通販で一番関係する法律は「特定商取引法」になります。これは、もともと訪問販売について規制していた法律を改正し、通販も対象に含めたもので、消費者保護を目的として制定されています。ただし、通販と、その他の販売形態(訪問販売や電話勧誘販売など)では規制が異なり、通販に対しては比較的ゆるやかな法律になっています。これは、他の販売形態と異なり、通販で消費者が購入契約する場合、充分検討する時間があると判断されているからです。この規制のゆるやかさが、通販の大きな特性になりますので、絶対に覚えてほしいと思います。 ※2007年12月29日時点の説明になります。
「特定商取引法」の中で、通販が一番ゆるやかな規制になっているのはクーリングオフについてです。申込の撤回や契約の解除、つまり、注文後のキャンセルや返品に関しての規制ですが、通販はこのクーリングオフが適用されません。そして、クーリングオフ対象外と明記してあれば、販売する側は、法的にはキャンセルや返品を受け付けなくてよいことになっています。ここが通販で一番注意すべき点です。特に、インターネットで商品を購入する場合は、商品を紹介しているところに記載がなくても、そのオンラインショップのどこかにキャンセルや返品の条件が明記されています。キャンセルや返品ができない、または、「返品の特約(返品可能な受け取り日からの日数など)」の条件が必ず明記されています。その条件を、必ず確認してから購入してください。逆に、キャンセルや返品の条件が明記されていない場合、そのオンラインショップからは購入しないことをおすすめします。 返品できると明記されている場合でも、送り返す送料を確認してください。販売元の瑕疵か、購入者の都合による返品かにより、送料をどちらが負担するか明記されています。
通販で注意していただきたい点など、堅苦しい書き方になってしまいましたが、基本的な注意点をしっかり押さえておけば、通販ほど便利な形態はありません。また、インターネットという情報を探すために便利な環境も、通販をより一層便利なものにしました。遠くにしかないお店の商品が買える、遠くの特産物を取り寄せることができる、いろいろな楽しみ方をできるのがインターネットの通販です。そういう皆様に、通販の楽しみ方の一つとして、当サイトでは「アウトレット」をテーマに情報紹介しています。一つの情報スペースとして楽しんでいただければ幸いです。